歌詞

あの日書き上げた

身から出た錆が

いつしか遠くなって

それも飽き飽きた

夜が更け過ぎ去った

人はみんな好き勝手

この世に生まれていなくなる間に

生きた証明を遺せるのはこの自分だけ

枯れ落ちる緑　朽ちていくように

この音がいずれ消えてしまっても

焼き付けたものを指でなぞってさ

また呼び出してくれ

虎の威を借りた

抜け殻むくろが

がたがた言っていた

限りある日々に

有り余る他人の

エゴが今日も飛び交って

この世に生まれていなくなる間に

生きた証明を遺したい動物的な本能

枯れ落ちる緑　朽ちていくように

この身体いずれ消えてしまっても

焼き付けたものは誰のものでも

なく、ただ、鳴ってくれ

そう

誰かの価値とか絵空事

掃き捨てるのさ

分かり合うことなどないから

枯れ落ちる緑　朽ちていくように

この音がいずれ消えてしまっても

焼き付けたものを指でなぞってさ

また呼び出してくれ

枯れ落ちる緑　朽ちていくように

この身体いずれ消えてしまっても

焼き付けたものは誰のものでも

なく、ただ、鳴ってくれ

誰かを巻き込んだこの戯言も

善悪や優劣じゃ測れないもの

何ひとつとして尊くない愚論

ただ黙っていて