<verse1>
憂鬱な音楽 心抉る文学
どれも俺の胸の内を
表してはくれない
だから自分なりを吐いた
文字を並べ色を付けた
今 音に乗せて昇華
ぶっ飛んだ人生 そんなモンに憧れ
「あとがねェ」
口で言うが実際はレールの上
掴み取った安定
スーツまとって サラリーマンの完成
数学や英語はどうしたって苦手だった
だけど国語だけはなんか人以上に出来てさ
気づけば偏差値70を超えてた
受かったトップレベル高校に上がった
そこで分かった
オレはただの凡人
タバコ吸って酒を飲んで少しばかり腐って
1年の空白 自習室で10時間
国立の大学 乗り直したレール
(教室にて)
<verse2>
迎えた就活 叩き割ったペンタブ
さながら、ゴルゴタの丘 下りた審判
上場企業ブッチした最終面接
選び取った中小 これでもオレにとって
レール抜ける選択 回し切った円卓
大手に入ることがやっぱここじゃ英断?
「何をそんなことでw」鼻で笑うオマエラ
だけどそれすら 怖いくらい重ねたんだよ
積み上がったノート ボロボロの単語帳
破り捨てた模試の結果涙染みた教科書
どれもこれも 所詮ただの走馬灯
だけどそれも無いヤツらがオレに口を出すなよ
雑魚の声を淘汰
改め 自己と対話 明日を問うたあの夜
「執着」くだらねェな本当に
弱すぎ 雑魚は何より今のオレ自身
(面接会場にて)
<verse3>
相変わらずオレを取り巻くネガティブ
履き潰したサンダル 外に出る
公園のベンチ腰掛け音を耳に詰め込む
オレが書いた詩の一節
「自己を肯定なんて当たり前の話だ」
過去のオレが確かに強くそれを歌った
てっきとーにググった 偉人の名言
なんかよりもオレ自身の宣言
昔吐いた言葉ありがとう
振り返った足跡
それ踏まえて望めるんだ明日を
変わるコンパス オレはここで敢えてとんがる
オレ自身の文学 オレ自身の音楽
難所超えてネガをカット
単語並べ過去を圧倒
人の意見サッとシカト 「アッ」と言わせる
レール上にいれども、大事なのは目的
どこの駅が「終着」それを胸に問うべき
<hook>
Ey 上を見て歩こうとか言わねェ
お前のままで歩け
Ey 前見て歩こうとか言わねェから
素直に道選べ
Ey くだらねェ悩み辛み吐き捨て
待ち受けた壁砕いてパンッパンに腫れた手
ネガがねェとさ、オレの青写真は描けない
アオサギが鳴いた日 ここに記す後書き
<outro>
とある受験生は泣いてた
決して折れずに 文字や式を書いてた
毎朝、彼は向かう新宿、河合塾
先どうなるかよりも自分信じそこでサバイブ
それは徐々に実りだした
枯れたような日々がヒビを割って種が開いた
毎日睨みつけた単語帳と教科書
その時間が、彼の突破口
- Lyricist
bukotsu on salary
- Composer
WELCOMENO
- Remixer
Kohashi Kosuke
Listen to I've lived someone else's life. (Remix) by bukotsu on salary
Streaming / Download
- 1
Journal of living alone in a small room.
bukotsu on salary
- ⚫︎
I've lived someone else's life. (Remix)
bukotsu on salary
- 3
college life in Nishichiba.
bukotsu on salary
- 4
one
bukotsu on salary
無骨onsalaryから2stEP「レールに乗って生きてきました。」がリリース。全4曲収録。
Artist Profile
bukotsu on salary
I rap while working as an office worker.
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