ほんの少しの嘘 言葉尻に忍ばせて
守ったのはその小さなプライドだ
いつか忘れてしまうような
日常に落としてきた針
飲み込んでたのは僕だ
孤独がお似合いの
背丈だけが大きくなってた
心の育て方を教えてよ
大きく吸い込んだ息 止めたまま
声にできず立ち止まってる
この大きな空に向かって
すべてを吐き出せたなら
つき刺さった針もすべて洗い流して
締め付けてる力を
少し緩めてそろそろ涙腺を許して
いいかな
夜が終わり
吹き抜ける風を追うように
光る世界
張り付いた雑音も全部全部
かき消して
迫りくるような赤の中で
解けた涙腺の止め方もわからずただ
揺らめく太陽を見ていた
人は水を与えて
太陽が降り注いだら
どこまででもまっすぐに
育つだろうか
日陰で立ち止まって
隣で咲く花を見ては
つまらなくなって塞ぎ込んでる
太陽が登る瞬間は
世界が少し遅くなって
どこまでも赤くなる空
軽く吸い込んだ息は
誰の許可なく言葉になってた
どこまでも落ちていく夜の底の底
目を閉じて
刺すような光が まぶたをたたく
夜が終わり
赤くなる空を追いかけて追いかけて
飲み込んだ息を全部全部吐き出して
迫りくるような日々の中で
息苦しくても叫んで叫んで叫んで
心の声を響かせ続けて
- 作詞
YUZAME
- 作曲
YUZAME
ヒバナ の“赤く染まる”を
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