

波にさらわれた
わたしの欠片
指のすき間から
こぼれ落ちていく
遠くで光る
見知らぬ島影
呼ぶように 胸の奥
ひそやかに震える
消えそうで
消えない
残り火のように
眠りから覚める
記憶が歌う
風よ運んで わたしを超えて
生まれ変わる夜に抱かれて
揺らぐ命は はじまりと終わり
境目さえ
やさしく溶かして
花は開き
また散りゆくように
骨は土へ やがて還っていく
すべてを見てきた青い空だけが
わたしの弱さも赦してくれるだろう
風よ運んで わたしを超えて
生まれ変わる夜に抱かれて
揺らぐ命は はじまりと終わり
境目さえ
やさしく溶かして
波に浮かんだあの歌声は
いつかのわたしに届くだろうか
- 作詞者
空想音色
- 作曲者
空想音色
- プロデューサー
空想音色
- ボーカル
空想音色
- ソングライター
空想音色
- プログラミング
空想音色

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- 1
#弾き語り女子
空想音色
- 2
Empty Curve
空想音色
- 3
アイスの時間
空想音色
- ⚫︎
Night of Becoming
空想音色
- 5
意味をなくした言葉
空想音色
- 6
Untitled Song
空想音色
- 7
Empty Curve (English ver.)
空想音色
――“the band that exists only in imagination”
ひとりの声とアコースティック・ギターから始まった旅は、
やがて〈空想楽団〉という名を持つ、
存在しないはずのバンドへと姿を変えた。
囁きは淡い旋律を抱きしめ、
轟音は夜の闇に星屑を散らす。
楽曲ごとに色を変える歌声は、
ときにやさしく、ときに叫び、
見えない楽団と呼応しながら、
想像のステージに立ちあがる。
アーティスト情報
空想音色
空想音色は、ささやき声とアコースティック・ギターで“光と闇のあわい”を描くソロ・プロジェクト。最小限の言葉と残響で日常の静寂を照らす、淡く透きとおったミニマル・サウンドスケープ。
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