Lyric

実力の底が見えてきて　なんてことない　どうってことはない

薄々気が付いていたから　割り切りは大事で

物語の主人公に憧れて　頑張ってみるけど　すぐ躓く

後に自分は自分だと気づく　開き直りは大事

翼が太陽に焼かれるほど高く飛んで

ガッツポーズをしたまま落下したい

雲を突き抜け穴を開け

生き抜いたマークを

わだかまりの種なんかこれっぽっちもないまま

アマルフィ海岸のように愛されたい

あの人この人と溶けて境目が

なくなって　消え去って　見失ってしまいたい

実際のところはなんとなくで　やってきた場面もたくさんあるでしょ

身に覚えしかない中途半端　振り返りは大事で

物語の主人公に憧れた　少年たちの背は伸びていき

膨大な常識を知っていく　尻込みは大事

光が透明なガラスを通り抜けるように

言葉と心もそうであってほしい

羽が生えた僕たちの言霊が

空を突き抜け届きますように

耳塞いで目を閉じて　また逃げ出す前に

あの頃の温かさを思い出すよ

全てが澄んだ世界にはならないから

受け入れて　腹をくくってしまうしかない

恐怖はなくなることがないまま　すぐに手を繋ごうとする

仕方ないから一緒に行こう　いつか愛せる日が来るかな