Lyric

気持ちよさそうな雲を　真っ二つに飛び去っていく

あまり見たことないような　珍しい形をした機体

森羅万象の事実の　一切を気にせずに飛んでった

自由を具現化したような　それは世界を貫いた

地上から見上げる夢と　空中から眺める現実の

釣り合いかけた透明度　四方八方の綺麗さを知った

ここはかつて標高何千メートルだった場所で

今よりもずっとずっと　空に近かったらしい

見上げた空の一片に届くかどうかはさておいて

今日も空は綺麗でいてくれる

浮かんだ機体の一片に願いを少々付け足して

僕らの頭上低く低く飛ぶ

変幻自在な雲を　真っ二つに切り裂いていく

いつも見ていた姿　珍しい色をした羽

あのジェットに負けないくらい

大音量で弾き鳴らした

理論も旋律もむちゃくちゃで

ただそれが気持ちよかっただけ

ここはいずれ海底何百メートルまで沈み

今よりももっともっと　空から遠ざかるだろう

流れる雲の一片は　皆んなの想いをその背に

広大な空をゆらゆら彷徨える

自由と空とジェットの音

硬い硬い地上を歩けば　怪我をすることもあるが

それはそれで生きる醍醐味　楽しみが一つ増えるさ

ここはかつて標高何千メートルだった場所で

今よりもずっとずっと　空に近かったらしい

見上げた空の一片に届くかどうかはさておいて

今日も空は綺麗でいてくれる

浮かんだ機体の一片に願いを少々付け足して

僕らの頭上低く低く飛ぶ

僕らの頭上高く高く飛ぶ