

この季節になると
なんとなくここに来てしまう
金木犀の甘い匂いがせつない記憶を誘う
愛の意味も知らずに抱き合って
キミの気持ちも知らずに傷つけて
今になれば手の届かない
遠く過ぎた恋
あの日の嘘を許すことができたなら
もう一度 なんて
季節のせいでそんなこと思ってしまう
乱暴な思い遣りも 大袈裟な悲しみも
矛盾した優しさも 単純な涙も
なにもかもすべてを美化して
時間が過ぎてゆく
- 作詞者
RYUHEY
- 作曲者
RYUHEY
- レコーディングエンジニア
AKKY, RYUHEY
- ミキシングエンジニア
AKKY
- マスタリングエンジニア
AKKY
- ギター
RYUHEY
- ボーカル
RYUHEY
- バックグラウンドボーカル
RYUHEY
- ピアノ
AKKY

ZAP の“哀愁”を
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ZAPの新たな一面が垣間見える、“シンプルな音の深み”に挑んだ実験的EP「裏ZAP」。
これまでZAPは、ファンクを軸に、シンセ・ブラス・ストリングスなどを駆使し、厚みのあるバンドサウンドを展開してきた。
しかしこのEPでは、あえてその装飾をそぎ落とし、ドラム・ベース・ピアノ・アコースティックギター・ボーカルという最小構成で、“音の素顔”を描き出す。
アンプラグドとも少し違う。ラフでもない。
むしろ研ぎ澄まされたシンプルさが、ZAPの楽曲に新しいグルーヴと温度を与えている。
Jazzyな「哀愁」から始まり、ファンク、ロックと曲調には統一感はない。
だがそれが「裏ZAP」の魅力。
スタイルの枠を超え、音そのものと対峙するZAPの姿が、ここにある。