歌詞

軽やかに流れてゆく風景

トレーラーの開けっ放しの窓から

吹き込む春の風に吹かれながら

たどり着いたのは古い港町

果てしなく拡がる青空　つむじ風

昨日古道具屋で手に入れた

少し錆びついたトランペットを

テントのてっぺんに腰掛けて吹き鳴らす

昼と夜はジャグリングのボール

きれいな放物線を描きながら

混ざりあうことのないマーブル模様

くるくると回り続けるだろう

限りなく拡がる星空　流れ星

夜更けの広場に明かり灯して

トレーラーのラジオから流れてくる

音楽に合わせてタップ踏むのは

タキシードの猫