

街はずれ 曲がり道
古い手紙に書いてある
地図にしるしのある場所
やっと辿り着いた伝説のアパート
七階の南側 光る丸い窓の部屋
生まれる前の記憶を綴る詩人は
あの猫と今でも暮らしてるんだろうか
雨上がり ガス燈の
淡い光に照らされて白く浮かびあがるのは
北を向いたままの木蓮のつぼみ
螺旋階段を昇れば聴こえてくるだろう
いつかの夢で聴いたメロディ
アコーディオン弾きが奏でる物語
屋上のキッチンで
君が注いでくれたのは
星屑をとかした銀色の珈琲
飲んだら 揺らめく光が
まわりながら溶けてゆく
- 作詞者
村上華子
- 作曲者
村上華子
- ミキシングエンジニア
Monkey Murakami
- マスタリングエンジニア
Monkey Murakami
- ギター
村上華子
- ボーカル
村上華子
- アコーディオン
村上華子

村上華子 の“まぼろし珈琲”を
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