歌詞

冷たい息をした　白い空を見てた

一人になった日も　こんなだったかな

晴々な気持ちで　雨跡感じてた

二人で居なくても　綺麗な世界だ

静かな海の下　暗闇彷徨った

独りになった日は　寂しかったよな

揺れた白い月に　想い出を透かして

見えた無邪気顔は　走馬灯のようだ

透明の風の行方は知らないよ

まるで君だね

百年を誓う二人は幻想だった

ひやり冷え切った想い奏で

明日また旅立つ主人公のようにね

際限のないストーリー

君と真逆の方位

終わり彩る前奏曲

嘘はつけない不意に

寒空仰ぎ言った

もうこんなことはゴメンだよ

冷たい風が来た　ちょっと背伸びをした

二人歩いた日も　こんなだったよな

もやもやな気持ちで　不機嫌顔してたけど

愛おしかったなと　今は思えちゃうんだ

薄群青纏う海底は見えないよ

まるで僕だね

ひとときの温もりだけは現実だった

そっとひび割れた心を撫で

ハッピーエンドの主人公のようにね

誰も知らないページ

白紙に君が居た

終わることない前奏曲

あの日歌ったメロディー

大事な言葉だって

いつか色褪せてくるだろう

透明の君が想い出に生き続けるよ

そんな綺麗事に縋ってばかりだ

ひやり冷え切った想い奏で

明日また旅立つ主人公のようにね

際限のないストーリー

君と真逆の方位

終わり彩る前奏曲

白い空裂くように

振り返らずに言った

最後の歌声 捧げよう