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母と子の世代を超えた愛と、大人になってから気づく感謝の念をテーマにした極上のフォーク・ソウルです。
ジョニ・ミッチェルの系譜を受け継ぐような私小説的で親密な世界観と、アデルを彷彿とさせる力強くも抑制の効いたボーカルが深く胸を打ちます。クリック音に頼らず、部屋の空気感やボーカルの微細な息遣いまでそのまま残したオーガニックなプロダクションが特徴。あえて少しチューニングをずらした温かみのあるフィンガーピッキング・アコースティックギターと声だけで静かに物語は進み、ブリッジで初めて重厚なチェロが加わる瞬間は、聴く者の感情を静かに、そして確実に揺さぶります。
「私が私であるのは、この手のおかげだ」という気づきと、子どもの頃には当たり前だと思っていた数々の労力への感謝。今まで言えなかった「ありがとう」を今やっと伝えるというストーリーテリングは、決して取り戻せない時間への切なさを伴いながらも、深い愛に満ちています。手遅れになる前に思いを伝えることの大切さを教えてくれる、温かくも胸が締め付けられるような楽曲です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。