白い息を見てもうそんな季節かとこぼした
ふたりで歩いたまだ少し暑い夜を思い出していた
私にしか見せない素直な表情が
理不尽に憎くて愛おしかった
どれだけ泣いても
あなたの中の誰かを
消してしまうことはできなくて
それでもまだ鼻に残る煙草の匂いを
忘れるにはあまりに時間をかけすぎたんだよ
さよならは言わずに涙も見せずに
あなたの中の私は綺麗なままで
ただ私の冬にあなたはもう映らないように
そっと繋ぎ止めていた手を今離すよ
冷たい風にかじかんだ手は今日も動かない
ふたりの日々もなんだか凍ってしまったみたいだね
気付かないふりをした遠回しな態度に
涙をこらえるのももう疲れてしまった
どれだけ過ごしても
こころを打ち明けるには
いちばん大事な何かが足りなくて
それでもまだ瞼の裏あなたの横顔
忘れるにはあまりに時間をかけすぎたんだよ
さよならは言わずに何にも話さずに
あなたの気付かないふりで終わるように
ただ私の冬にあなたは映らないように
そっと記憶の中のあなたをまだ愛してる
そばにいられるだけで幸せだって言葉は
綺麗事なんかじゃなかった
まだそこにあるものを手放すのが怖かった
願えば願うほど離れるのが痛いくらいに分かったから
財布の中映画の半券も
カレンダーにいれたふたりの予定も
初めから全部中身があるなんて思ってなかったと
最後は強がりの嘘を
- 作詞
タシロヒナ
- 作曲
インタールード
- プロデューサー
インタールード
- ギター
タシロヒナ, まほ
- ベースギター
すかい
- ドラム
カーター晃地
- ボーカル
タシロヒナ
インタールード の“強がりと嘘”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
強がりと嘘
インタールード
アーティスト情報
インタールード
大阪府発フォーピースロックバンド
インタールードの他のリリース