文明の利器がもたらした
生活と引き換えに
飼い慣らせない不安を
授かった僕らは
記号化したハートビートを送りあい
満たされることのない虚無感に
怯えていた
脈を打つ心臓の鼓動を聞かせて
偽りのない体温がここにあれば
それ以上はきっと いらないはずさ
君にただ
触れていたいだけだったんだ
触れていたいだけだったんだ
可視化された愛情の不確かさに
嫌気さして
それでも求めてしまう弱い僕らは
絶え間なく繋がりあえる贅沢が
生まれる前に戻れたとしたら
どちらを選ぶのだろう
信じてないわけじゃないけど
不安は拭えないな
わかってよ
信じてないわけじゃないけど
疑ってしまうから
耳元で生命の音を鳴らして
確かに存在しているという
安心に包まれたい
脈を打つ心臓の鼓動を聞かせて
偽りのない体温がここにあれば
それ以上はきっと いらないはずさ
君にただ
触れていたいだけだったんだ
肌を合わせた瞬間に何もかも全部
許してしまったとしても
- Lyricist
Takuya Tamami
- Composer
Takuya Tamami
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oil and water
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complicity
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- ⚫︎
HEART BEAT
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Sunday driver
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Cycle of self-loathing brought on by self-preservation instincts
mokumenoki
Artist Profile
mokumenoki
都内を中心に活動中のロックバンド。 「誰もが思う感情を、誰も使わない言葉と音で」をコンセプトに、 歌詞を主軸とした独自の文学的ロックを追求する。
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