ミエル、イマワのジャケット写真

歌詞

希望の朝

庵小夕

右肩のシビレがすべての始まり

黄白い天井がそこにある意味がわからない

逃げも隠れもできない空白はこっち側にある

ベタついた口内にはりついた言葉の卵

布団のなかに小さくおさまっている

肉体を覆い包み込む二文字の名前

鈍い重さに敗北することさえできないから

グルグルみぞおちに折り込まれて行く

どこにも、ちからが

残って、いない

東空、昇ってくる

終わりの、始まり

ガサガサと前足やら顎やら羽やらを

絶え間なく動かす平べったい羽虫の

捕食夢が目玉のすぐ裏にこびりつく

寝巻の汗染みがその唾に思えてきて、朝

陽が 陽が

  • 作詞者

    庵小夕

  • 作曲者

    庵小夕

ミエル、イマワのジャケット写真

庵小夕 の“希望の朝”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

  • 庵小夕

    熊本在住の2000年少年。一時は東京で、エクスペリメンタルヒップホップユニット「歯齦」を結成し、相方と制作活動を行った。2020年の夏に帰郷し、ひとりアシッドフォークやスペースロック等に影響を受けながら創作を始める。 2022年3月 アルバム「ミエル、イマワ」リリース 2023年3月 EP 「SABACH」リリース

    アーティストページへ

Haguki Records

"