

右肩のシビレがすべての始まり
黄白い天井がそこにある意味がわからない
逃げも隠れもできない空白はこっち側にある
ベタついた口内にはりついた言葉の卵
布団のなかに小さくおさまっている
肉体を覆い包み込む二文字の名前
鈍い重さに敗北することさえできないから
グルグルみぞおちに折り込まれて行く
どこにも、ちからが
残って、いない
東空、昇ってくる
終わりの、始まり
ガサガサと前足やら顎やら羽やらを
絶え間なく動かす平べったい羽虫の
捕食夢が目玉のすぐ裏にこびりつく
寝巻の汗染みがその唾に思えてきて、朝
陽が 陽が
- 作詞者
庵小夕
- 作曲者
庵小夕

庵小夕 の“希望の朝”を
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- 1
森だけがある
庵小夕
- 2
マイケル
庵小夕
- 3
アカシア
庵小夕
- 4
赤畔のひと
庵小夕
- 5
我が友
庵小夕
- 6
幸福
庵小夕
- 7
弗弗
庵小夕
- 8
笠編み
庵小夕
- 9
ソモコ
庵小夕
- ⚫︎
希望の朝
庵小夕
- 11
K3
庵小夕
- 12
海中の夜爾
庵小夕
- 13
生死
庵小夕
- 14
心配せんでええ
庵小夕
アーティスト情報
庵小夕
熊本在住の2000年少年。一時は東京で、エクスペリメンタルヒップホップユニット「歯齦」を結成し、相方と制作活動を行った。2020年の夏に帰郷し、ひとりアシッドフォークやスペースロック等に影響を受けながら創作を始める。 2022年3月 アルバム「ミエル、イマワ」リリース 2023年3月 EP 「SABACH」リリース
Haguki Records