太陽 西のお山 沈む頃
呼吸 荒げて 姿現す
紫空に 浮かぶ輪郭
群れを離れて 駆ける狼
二極世界の 白と黒には染められぬ
灰色の毛並みを 宵の口に染め
遠吠えした 孤高
どうして 人は色を染めたがる
それぞれの正義 戦火の灯火
偏り 傾きそうになりながら
天秤の支点にある愛の存在を知った
二極世界の 二つの正義 間にある
灰色の中で
生きてゆくと決めたなら
三千世界に轟かせ
キラリ ハラハラ 揺れ落ちた火花
示すように 吠えろ
悲しい夜に 響かせて
キラリ ハラハラ 零れ落ちた涙
愛を歌え 孤高
愛を歌え 孤高
(ひぐらしが鳴く頃に
沈んでいく晩夏の太陽は
オラ達と山の向こうの人達
両方を照らしてんだべな
秋を迎えて葉が落ちて
しばれる冬がくる一方で
春を迎えて命が芽生え
夏を迎える国もある
同じ空の下
なして争わなきゃなんねえんだ
土を抱きしめる草花のように
自然に愛する事ができたなら
こんな悲しい夜は
君に会いたい)
二極世界の 二つの正義 間にある
灰色の中で
生きてゆくと決めたなら
三千世界に轟かせ
キラリ ハラハラ 揺れ落ちた火花
示すように 吠えろ
悲しい夜に 響かせて
キラリ ハラハラ 零れ落ちた涙
愛を歌え 孤高
愛を歌え 孤高
- 作詞
空野大
- 作曲
空野大
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孤高
空野大
『中立』を孤高のオオカミに例えた和ロック
アーティスト情報
空野大
福島県会津出身のシンガーソングライター。民謡と POPS を融合させた「訛り唄」の家元。ギターを三味線の様に弾き日本のルーツミュージックでもある民謡を消化した弾き語りスタイルは唯一無二である。懐かしくも新しい空野大の音楽と特徴のある歌声は、聴く人の琴線に触れる。
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