翼もないのに空をねだって、天使じゃないわたしは少しだけかわいそう。
意地っぱりも見栄っぱりも、君の前じゃなぜかかわいく思えない。
小手先でやり過ごして喉が乾いていくだけ——
きっと見透かされてるよね。
綺麗なものだけ集めて疲れていく。
夕日にかけたフィルターも汚れて見えた。
回廊を曲がる足音、堂々巡りだね。
君の光が夜へと溶け出す前の風は透明。
繕った言葉も借りものだらけ。
そんな気がしたからなんにも言えなくなって、
ドレスコードと不文律に縛られた日々の泡と弾けるだけ。
どうせ不出来なパスティーシュとあきらめていたけれど、
もっと君に近づきたいんだよ。
曖してる。
「綺麗」の意味だけきれいに間違えてた。
君の笑顔はフィルターをかけないでいて!
瞳に映らないすべてを愛してみたかった、
それさえ嘘に変わっていく手のひらの上。
永遠じゃないそんなことばっか、いつまででも眩しい。
いつか君が手を振っていた——真実なんてそれだけでいい。
- 作詞
管梓
- 作曲
管梓
- レコーディングエンジニア
岩田純也
- ミキシングエンジニア
岩田純也
- マスタリングエンジニア
中村宗一郎
- ギター
管梓
- プログラミング
管梓
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