

噛み合わなくなった歯車を
治そうと治そうと
取り繕って笑いかけた
変わってない街思い出だけが残ってる
ただひたすらに僕を取り残したままで
記憶の地図をたどって
近道探すけれど
いつしか足跡が消えてしまっている
もうそこに形はないようだ
朝になってまた嫌になって
次のページをめくっても白紙で
嫌気がさすな
泡になって水は泡になって
あの日僕は僕じゃなくなった
壊れかけた僕のあの日々は
無駄になってガラクタになって
押し殺して嘘を隠した
大丈夫大丈夫なんてさ
犠牲にしたもの戻らないな
でも別にそれでもかまわないか
泣いた叫んだ枯れた
想いはすくえない深くに
落ちて届かない手を伸ばした
だめだ無理だまた涙が溢れた
それでも夜になって風は君をさらって
隠した想いは全部無駄で
空回って
膨れ上がっていく空を駆け巡っていく
僕もいつかは消えていくんだ
朝になってまた嫌になって
曇り空心が淀んでしまうみたいだ
泡になって水は泡になって
築いた傷でさえ輝くだろう
空になって日々は意味を置いて
夜の風は寂しさを嫌って
遠退くんだ
春になって今を駆け巡って
わずかにに残る体温に守られている
手にしたものなんてたかが知れた
後悔なんかでずっと残っていた
荒んでいた淡い君は
深い深い泡の中へ溶けていく
いつかの日々も消えていく
- 作詞者
紛ゐモノ
- 作曲者
紛ゐモノ
- プロデューサー
紛ゐモノ
- レコーディングエンジニア
紛ゐモノ
- ミキシングエンジニア
紛ゐモノ
- マスタリングエンジニア
紛ゐモノ
- ボーカル
紛ゐモノ

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ヒトリノ発明
紛ゐモノ
アーティスト情報
紛ゐモノ
ダークポップ。寂しさと愛と哲学を。
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