

色が褪せた青さに 今も縋って
私はどこへ行くのか
歩いてきた 道は正しかったか
今は振り返ることもなくて
花の香りも 鳥の調べも
最後に感じた日はいつだろう
青い空に 夢を描いていた
いつか辿り着く日々があると
今はもうあの日の言葉に
手を伸ばすこともなくて
白く咲く息は儚く散り
終わりのない過去が肩を叩く
だけど繰り返すこの希望が
遥か彼方 誰かが待っていると
歩いてきたんだ 絶望と共に
この青い星でいつか出会うために
荒らげる声を 夜に晒させて
茜陽にまたね 星を辿って
明ける朝も 遠く沈んでいる
廻る永劫に目を塞いで
これで最後にすると願っても
瞼を突き刺す夜空が眩しくて
傷ついた過去が 星火に照らされ
いつかこの痕を抱きしめられるよう
息を吸い込んで 痛みを宥めて
夢を見た 青く晴れ渡る世界を
傷を堪えて 前を見ても 世界は忙しく
生きていても 死んでいるの
このまま静かに終わってしまえば
ゆめと一人 世界は綺麗で
他に何もいらないほどに
喜びも 悲しみも
苦しいのに寂しくて
愛していること 愛されていること
この弱さをそっと抱え
目を開けて 顔を上げれば
世界が勇気を謳うよ
さざめく世界に 顔を空に向け
この胸の中の愛と勇気の音を
明日があるから 背を正しくして
暁に祝福を 静かな寄辺にさよならを
讃歌を響かせ 風に揺蕩って
約束の場所でいつか出会いましょう
奇跡の息吹に 美花が揺られて
朝は焼け 空は赤くうらら
新しい日々に 足を踏み締め
息を切らして 歩いて行こう
- Lyricist
Kagariya Kairi
- Composer
Kagariya Kairi
- Producer
Kagariya Kairi
- Vocals
HATSUNE MIKU

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San (feat. HATSUNE MIKU)
Kagariya Kairi