

始まりはいつも青
黄色に愁う
4月の朝の情景
そよ風を嗅ぐ
懐かしさ
嫁ぐ狐
無い季節の様
双六に沿おうか
盤面は未だ
推し量れないが
賽を持つのは
私だから
契りを果たすために
行こうか
絵に描いた花のよう
斑に滲む
水彩に似た点描
展望はある
街並みは無機の果てに
見えてしまいそう
手搦みやがて祈りに
届かぬ声
耳傾けようか
形象は依然変わらず
煌めいてた
鼓膜は霰の音
平行の体温
そう。
熱を以った
別世界の構造
思い子よ
儘ならない
明日に身委ねよう
桜花の底を見つめてた
ここからの夜明けは
どう目に映るのか
仕方がない
采配にバイバイ
藹藹にしたいかい
間違いさがしを
続けまた作り替えて
倣ってまた
自分を捉えてみて
その先にある何かを
いつの日にか
また愛して欲しいな
始まりはいつも青
朱色に暮れる
3月の暮れ夕景
そよ風を嗅ぐ
懐かしさ
浮かぶ月は
標識照らす
- 作詞者
過言
- 作曲者
過言
- プロデューサー
過言
- ミキシングエンジニア
過言
- マスタリングエンジニア
過言
- キーボード
過言
- ソングライター
過言

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1st Full Album『イデアの標本』。
本作は、“天国”という終わりのない理想をテーマに据えた作品である。
手を伸ばしても決して触れることのできないそれは、常に明日のように遠く、輪郭を持たないまま意識の中に存在し続ける。
「イデアの標本」とは、現実には存在し得ない完全な像(イデア)を、脳内の断片として切り出し、音として定着させた記録である。
そこに収められているのは、理想そのものではなく、それに触れようとして歪んだ痕跡であり、内面から滲み出た不完全な現実である。
楽曲は、哲学的で厭世的な視点を基調としながら、過去に縋る感情や、現実から遊離したような浮遊感を纏う。
また、理論的に構築された複雑な音像と、歌詞を通じて何かを伝えようとする表現の両極を行き来しながらも、メロディの効き心地を一貫して重視している。
本作に明確な物語は存在しない。
しかし、すべての楽曲に通底するのは、過去を見つめ続ける視線と、そこから抜け出せない自己の輪郭である。
再録音された楽曲(Version)や再構築されたミックス/マスタリング(Remaster)は、単なる更新ではなく、過去の自己に対する再解釈として配置されている。
理想に触れようとするほど、現実は歪む。
その過程で生まれた断片の集積こそが、本作『イデアの標本』である。
アーティスト情報
過言
Details are unknown.
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