

逆光が目に刺さる
君の影が揺れる
アスファルト焦げ付く午後に
秘密が胸を締めつける
すれ違い
夏のせいか
照り返しギラギラ
汗だくのシャツ張り付く
花火の光が問う
本音は何処へ消えたの
風鈴と香る線香に
揺らめき ふと、呼び覚ます
かき氷溶けていく
逆光は傾いて
影だけ伸びていく
焼け残る午後の隅に落ちた
余熱だけ溶けるように伸びていく
道草 偶にはとふらりふらり
ぬるい風が頬をかすめ
ほどけかけた表情と
遠くで弾ける声
目一杯 背伸びした思い出
燈がひとつ消えたあと
溶けきった冷や水だけが
心の臓に残ってる
あの日の言葉
探している
だけど見つからない
チャイムの音
言えないまま
置いてきたまま
振り返れば
滲んでいく
影法師が 夕べの端でほどけていき
風のうたは まだ届かぬまま
誰そ彼に溶けていく
照り返しの向こう側
背中だけが遠のいて
呼び止めることもできず
ただ季節に溶けていった
人影もまばらな脇道
まだぬるさだけ残っている
あの日の続きを今
この時も探しているから
きっとまた遊ぼうね
- 作詞者
過言
- 作曲者
過言
- プロデューサー
過言
- レコーディングエンジニア
過言
- ミキシングエンジニア
過言
- マスタリングエンジニア
過言
- ギター
過言
- ピアノ
過言
- ソングライター
過言

過言 の“中天の旱”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
箱庭と壁 (Remastered 2026)
過言
- 2
間違い探しは春のせい
過言
- 3
リリス (2026 Version)
過言
- ⚫︎
中天の旱
過言
- 5
かたぐるま
過言
- 6
マバラナ
過言
- 7
AromA
過言
- 8
ベルフェゴール (Remastered 2026)
過言
- 9
カワルガワル
過言
- 10
消えない
過言
- 11
片鱗に惑う
過言
- 12
トギレトギレ
過言
- 13
roUgE
過言
- 14
箱庭と壁 (2026 Version)
過言
1st Full Album『イデアの標本』。
本作は、“天国”という終わりのない理想をテーマに据えた作品である。
手を伸ばしても決して触れることのできないそれは、常に明日のように遠く、輪郭を持たないまま意識の中に存在し続ける。
「イデアの標本」とは、現実には存在し得ない完全な像(イデア)を、脳内の断片として切り出し、音として定着させた記録である。
そこに収められているのは、理想そのものではなく、それに触れようとして歪んだ痕跡であり、内面から滲み出た不完全な現実である。
楽曲は、哲学的で厭世的な視点を基調としながら、過去に縋る感情や、現実から遊離したような浮遊感を纏う。
また、理論的に構築された複雑な音像と、歌詞を通じて何かを伝えようとする表現の両極を行き来しながらも、メロディの効き心地を一貫して重視している。
本作に明確な物語は存在しない。
しかし、すべての楽曲に通底するのは、過去を見つめ続ける視線と、そこから抜け出せない自己の輪郭である。
再録音された楽曲(Version)や再構築されたミックス/マスタリング(Remaster)は、単なる更新ではなく、過去の自己に対する再解釈として配置されている。
理想に触れようとするほど、現実は歪む。
その過程で生まれた断片の集積こそが、本作『イデアの標本』である。
アーティスト情報
過言
Details are unknown.
過言の他のリリース

