

思えば此処はずっと
変わってないな
そうか、いつしか
変わっちゃったんだろうな
自分の見え方が変わったようだ
いつか見た小路とか
取るに足りない
些事は残り
天を仰いだ
消えてよ
有り触れた事か
枯れた花のように
有の侭で居たいなと思う
分かり合えない!
言葉同じくしても遍き [僕ら嘆き]
過去の思い上がり
つまらない事にもう
呆れた
これじゃ
まるで無駄だった
噤んで苛んだ傷跡には
確かに残った [これが夢なら良かった]
消えない記憶が
学びとしよう [と思う]
それを収斂と呼ぼう
重なり合った運命とか
別れ道とか
枚挙に遑がなくて
仕方ない
所詮、
出会いとはそうだろう
思いがけない非日常は時に
バイタリティーになるのだろう
きっとそれはさ
隣の芝案件
青々としてる彼の様に
成りたいなと思う
分ち合えたらどうだ
解釈万別だから [そう、満点だから]
然らばバベルの様に
共通言語でなくとも
奪い合って
殺された心がどっか
で泣く様な事が減るだろうか
互替りで良い
些細な違いが幸不幸を
指し示してくれてる [指し示した]
「ああ成りたいわ。」 [理解の外]
それは恐らくだが
終わりがない事
―スキャット―
昨日の話をしよう
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過言
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過言

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1st Full Album『イデアの標本』。
本作は、“天国”という終わりのない理想をテーマに据えた作品である。
手を伸ばしても決して触れることのできないそれは、常に明日のように遠く、輪郭を持たないまま意識の中に存在し続ける。
「イデアの標本」とは、現実には存在し得ない完全な像(イデア)を、脳内の断片として切り出し、音として定着させた記録である。
そこに収められているのは、理想そのものではなく、それに触れようとして歪んだ痕跡であり、内面から滲み出た不完全な現実である。
楽曲は、哲学的で厭世的な視点を基調としながら、過去に縋る感情や、現実から遊離したような浮遊感を纏う。
また、理論的に構築された複雑な音像と、歌詞を通じて何かを伝えようとする表現の両極を行き来しながらも、メロディの効き心地を一貫して重視している。
本作に明確な物語は存在しない。
しかし、すべての楽曲に通底するのは、過去を見つめ続ける視線と、そこから抜け出せない自己の輪郭である。
再録音された楽曲(Version)や再構築されたミックス/マスタリング(Remaster)は、単なる更新ではなく、過去の自己に対する再解釈として配置されている。
理想に触れようとするほど、現実は歪む。
その過程で生まれた断片の集積こそが、本作『イデアの標本』である。
アーティスト情報
過言
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