イデアの標本のジャケット写真

歌詞

roUgE

過言

予め声が枯れぬように

息を止めていた 淀んだ空に

呼び起こされた記憶があり

それらはしつこいけど

なんだか温くて

繰り返し雨が 止んでは降り

いつかは吹く風に

願いを込める

染めた

茜色の凪いだ空に

言えなかった言葉が浮かぶ

さよならより先に

吐いて消えた

息の影は

良かった。

届いていないみたいだ。

簡単な事とわかっていても

それで済むのであれば

諍いは無いだろう

所詮、我々が気付く事は

いつだって彼等達も

気づいてる気がした

…としてもこの6秒は

喉元をだとかそういう

話ではなくて

行き場のない哀楽も

胸元に楔を残してくのだろうか

漸く到着したとしても

いつもどっかの出発点で

遂げたようで遂げてない

そんな気分になる

時々ちょっと間違って

見失いそうな時は

夕焼けに手を引いて

  • 作詞者

    過言

  • 作曲者

    過言

  • プロデューサー

    過言

  • レコーディングエンジニア

    過言

  • ミキシングエンジニア

    過言

  • マスタリングエンジニア

    過言

  • ギター

    過言

  • キーボード

    過言

イデアの標本のジャケット写真

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1st Full Album『イデアの標本』。

本作は、“天国”という終わりのない理想をテーマに据えた作品である。
手を伸ばしても決して触れることのできないそれは、常に明日のように遠く、輪郭を持たないまま意識の中に存在し続ける。

「イデアの標本」とは、現実には存在し得ない完全な像(イデア)を、脳内の断片として切り出し、音として定着させた記録である。
そこに収められているのは、理想そのものではなく、それに触れようとして歪んだ痕跡であり、内面から滲み出た不完全な現実である。

楽曲は、哲学的で厭世的な視点を基調としながら、過去に縋る感情や、現実から遊離したような浮遊感を纏う。
また、理論的に構築された複雑な音像と、歌詞を通じて何かを伝えようとする表現の両極を行き来しながらも、メロディの効き心地を一貫して重視している。

本作に明確な物語は存在しない。
しかし、すべての楽曲に通底するのは、過去を見つめ続ける視線と、そこから抜け出せない自己の輪郭である。

再録音された楽曲(Version)や再構築されたミックス/マスタリング(Remaster)は、単なる更新ではなく、過去の自己に対する再解釈として配置されている。

理想に触れようとするほど、現実は歪む。
その過程で生まれた断片の集積こそが、本作『イデアの標本』である。

アーティスト情報

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