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歌詞

垂涎 (feat. CHE NEG)

秋山英輝

赤い夜を待つ

肉の糸を溶かす

色のない街で

風が老いていく

泡になるのは

俺の倦怠で

藍微塵を纏い

欲動を化かす

波も

裂傷齎す岩も

足の裏の友であるだろうか

あるだろうか

海よ なあ、海よ

返事をせずに聞いておくれよ

明け方に浮かぶ祖母だったからだを港に運んでくれてありがとう

白杖代わりの導、と手を引く皺だらけの手も

今はない だが歩ける浜

ねえ、俺もう大人になったから

愛しい記憶 手を合わせたら

ざらつく肌は夕凪の定

「みてみて おてて すなだらけ、ばぁば」

目を開けたら 線香と墓

高価な逃げ場に縋り付く

野晒しの冷たい頬は呼ぶ

狂い捻れた毛先が火を焚いて

俺は夏を知るのかな

遠い記憶の帯が

届かないところでいつも

柔らかく軋む

赤い夜を待つ

肉の糸を溶かす

色のない街で

風が老いていく

灰になるのは

俺の狭心が

白む景色に

呼応しているから

  • 作詞者

    秋山英輝, CHE NEG

  • 作曲者

    秋山英輝

  • プロデューサー

    秋山英輝

  • ミキシングエンジニア

    秋山英輝

  • マスタリングエンジニア

    うえだなおふみ

  • シンセサイザー

    秋山英輝

  • ボーカル

    秋山英輝

  • バックグラウンドボーカル

    秋山英輝

  • ラップ

    CHE NEG

  • プログラミング

    秋山英輝

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    秋山英輝

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