

誰もいなくなったあと
椅子だけ少しずれていて
閉めたはずのカーテンが
少しだけ揺れていた
飲み終わったマグカップ
まだ温かいままで
さっきまでの時間だけ
そこに残っていた
静かになった部屋ほど
何かを覚えている
余熱だけ
残ってた
言葉よりも
長く
残ってた
机の上に置いたまま
触らなくなったペンとか
途中まで読んでいた本の
開いたページとか
忘れたわけじゃなくて
片付けてないだけの
そんなものばかりが
夜に浮かんでいた
終わったあとほど
温かかった
余熱だけ
残ってた
思い出よりも
近く
残ってた
消える前が
一番静かだった
余熱だけ
残ってた
朝になる頃
少しずつ
冷めていくみたいに
- 作詞者
YOHAKU
- 作曲者
YOHAKU
- プロデューサー
YOHAKU
- ラップ
YOHAKU

YOHAKU の“余熱”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード



