

部屋の明かりを
消そうとしてやめた
暗くなるには
少し早い気がして
読み終わったはずの
ページを戻るみたいに
今日だけ少し
時間を伸ばしていた
窓に映る灯りも
少しずつ減っていって
静かな夜だけが
ゆっくり残っていた
終わる前には
いつも光が優しい
残灯だけ
揺れていた
言葉よりも
長く
揺れていた
机の上にある
使わなくなったペンも
途中で止まったままの
メモもそのままだった
片付けることと
忘れることは
少し違うんだと
今ならわかる気がした
外を走る車が
遠くへ消えるたび
夜も少しずつ
深くなっていった
消える頃には
もう戻れなかった
残灯だけ
揺れていた
思い出よりも
近く
そこにあった
最後まで残るのは
大きなものじゃない
残灯だけ
揺れていた
朝の光に
溶けるまで
静かなままで
- 作詞者
YOHAKU
- 作曲者
YOHAKU
- プロデューサー
YOHAKU
- ラップ
YOHAKU

YOHAKU の“残灯”を
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