

窓から見える太陽
輪郭を忘れかけた頃
有縁の月があげる寂声
形を思い出すより
肩の力を抜いて
少し休めばいい
透明な薔薇に触れても
傷つき痛むことはないのに
透明な肌に触れると
なぜか温かい気がする
花から逃げる太陽
運命を受け入れた頃
有縁の影があげる産声
形を取り戻すより
先の展開 追い抜いて
白紙へ書けばいい
透明な泡に触れると
一瞬で割れてしまうのに
透明な肌に触れると
ずっとあり続ける気がする
形を思い出すより
あるものを確かめればいい
透明な薔薇に触れても
傷つき痛むことはないのに
透明な肌に触れると
ずっと温かい気がする
- 作詞者
日景健貴
- 作曲者
日景健貴

日景健貴 の“御身”を
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ホームレコーディング環境で制作した、日景健貴の1stオリジナルアルバム。美と心の機微をテーマにした6つの楽曲を収録。『御身』と『カロエ』は化粧品店のCMソング・イメージソングに採用された。
アーティスト情報
日景健貴
楽曲制作の全過程を一人で手がける音楽クリエイター。2023年公開ドキュメンタリー映画「グリーフケアの時代に」エンディング曲を書き下ろし。エフエム秋田「日景健貴の1WEEK 1CHANGE」ラジオおおだて「日景健貴のMusic Archive」のパーソナリティ。3rdアルバム『アーカイブ』配信中!
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