ぼくはペナルティキックを外すだろうのジャケット写真

歌詞

にんじんの塔

ボブ次男, コスモス鉄道

にんじんの塔のいちばん上から

にんじん色の夕焼け眺めてた

いもむしみたいなぼくらの電車

汗水垂らして地面を這ってた

今日も

何事もなく過ぎました

にんじんの塔のふもとの街には

水銀燈がちかちか灯りだし

夜の帷はぶどう酒のかおり

呑み込まれてゆく家々の影

今日も

何事もなく過ぎました

置いてけぼりをくいました

赤白のクレーンが青空に伸びて

キリンみたいに見えました

清掃工場の煙が

雲と繋がるところ

踏み潰されて燃やされて

黒く焦げついたやさしさ

わたしはそれを必要としている

いつでもそれを必要としている

自転車を漕いで帰ったきみは

リフレクターのきらきらを撒き散らして

今度は隙をみせてくれるかな

ぼくはいつでも隙だらけなのだ

FMラジオの歌声が

拡がる波紋の向う側

半分の月が昇って

息を吹き返す路地裏

流れてゆく着ぐるみの人たち

ぼくもその中のひとりになるよ

自転車を漕いで帰ったきみは

リフレクターのきらきらを撒き散らして

今度は隙をみせてくれるかな

ぼくはいつでも隙だらけなのだ

いもむしみたいなぼくらの電車

遠のいてゆくよ

ぶどう酒の海へ

  • 作詞者

    ボブ次男

  • 作曲者

    ボブ次男

  • レコーディングエンジニア

    新美 正城

  • ミキシングエンジニア

    新美 正城

  • マスタリングエンジニア

    北村盧

  • ギター

    ボブ次男, おいら, さくちゃん

  • ドラム

    ちょす

  • シンセサイザー

    もやまくん

  • ボーカル

    ボブ次男

  • ピアノ

    もやまくん

  • 合唱 / コーラス

    おいら, もやまくん

ぼくはペナルティキックを外すだろうのジャケット写真

ボブ次男, コスモス鉄道 の“にんじんの塔”を

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