

声を荒らげて叫んだ生き物は、
羽のないビートル
それが世界を善くすると
本気で信じて止まなかった
植え付けられた恐れは、
ますます狭く、
鋭く尖って
地図に雷が穴を開ける度、
涙で目が塞がれた子供たち
手と手を繋ぐネオン色の電流が
忘れず、異端でした
谷を刺す一針になって
確かに握りしめた自由の残像が
比類なき異常でした
それを殺さずに突き刺して
声を顰めて期待に応えた生き物は、
複眼のハイメノプテラ
それが世界を善くすると
本気で信じて止まなかった
空洞の膨張は、
その優れた眼では知覚できないほど緩やかで
全ての雷を避けるだけの、
隷属する死体はもう見たくないよ
手と手を繋ぐネオン色の電流が
忘れず、異端でした
谷を刺す一針になって
確かに握りしめた自由の残像が
比類なき異常でした
それを殺さずに突き刺して
- 作詞者
飯澤遥土
- 作曲者
飯澤遥土
- レコーディングエンジニア
飯澤遥土
- ミキシングエンジニア
飯澤遥土
- マスタリングエンジニア
飯澤遥土
- グラフィックデザイン
飯澤遥土
- ギター
飯澤遥土
- シンセサイザー
飯澤遥土
- ボーカル
飯澤遥土
- バックグラウンドボーカル
飯澤遥土

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雷
飯澤遥土
湖を出たワニが最初に産んだ卵は、叫び声の形をしていた。
慣習をするすると避けるように、詩的朗読のあとをトライアングルが追いかける。ポップスの文法を内側から裂くダーク・シチューの中で、手製サンダーシートの音色が呼吸する。全工程を一人で制作。
アーティスト情報
飯澤遥土
飯澤遥土(Haruto Iizawa) 作詞・作曲・編曲・Mix・一部アートワークに至るまで全ての工程を自宅の一室で手がけるソロアーティスト。打楽器・弦楽器を主軸とするマルチプレイヤー。多摩美術大学情報デザイン学科卒。2020年、インディーズ音楽配信サイト「Eggs」に初投稿した楽曲で週間6位にランクインして以来、多彩なバックボーンに裏打ちされた抜群のコラージュセンスと社会への諦観がひしめき合うその重厚な作品世界は、YouTubeやSoundCloudなどのオンラインプラットフォーム上でつど高く評価されてきた。2024年からは、ソロやバンドセットでのオフラインライブも開始。日々進化する楽曲で、新時代のオルタナティブ・ポップスを提示し続けている。
DO IT YOURSELF