十月十日のジャケット写真

歌詞

目明きの目眩

junnos

一年80本のライブをやり過ごして

生活の中から生まれた曲を

生活の合間に歌う

なぜ歌うのか?と問われれば

納得して死にたいから と答えよう

笑う奴を 笑いながら歩いた

2010年でした

「頑張ってる、頑張ってる。」

と人には言いながら

一度もギターを握らない日が

結構沢山ありました

「貧しい、貧しい。」と零しては

それが口癖になってしまって

口に出せない程の貧しさと戦う人

見えてませんでした

そんな僕に今年 小さな命が

寄り添ってくれたのです

画数や響きを考え

夜はすぐに朝に替わりました

話に訊いてた通り

プレッシャーが襲って来て

話に訊いてた通り その子の笑顔で

それはどっか行きました

とはいえ 酒や煙に逃げ込む場面も

少なからずあって

筆が踊らない理由を

新しい命のせいにしたりしました

進めず 退けず

立ち尽くす僕が倒れず居れたのは

あなたと あなたのお陰様と

気付けなかった僕は 目明きの目眩

僕がギター背負って

君が娘を背負って

街から街に行くから

付いておいでね

そんな 苦しい愉しい日々を

ゆっくり急いで進もう

ハイライトメンソールが

410円になってあの国の将軍様が

家督を譲り渡した年

相も変わらず歌を

作って歌ってます

地球の少数言語が 僕の武器で

地球の少数民族の誇り

多分持ってます

人生27回目の冬

ロバート・ジョンソンが笑いました

死ななくて良かったと思いつつ

一瞬残念がってる僕に笑いました

父は53で亡くなって

僕はその半分をもう消化しました

同い年の父に出来て

今、僕に出来ない事 あるのです

今の僕が得意で

当時父が苦手だった事あるのです

いろいろ噛み締めてみて

初めて判る事 あるのです

チョコを食べた後 リンゴを齧ると

リンゴの甘さ感じません

大きな刺激に惑わされずに

リンゴの甘みを感じて

生きて行きたいものですね

死ぬまで生きて行きたいものですね

何とか 殺す事無く 殺される事無く

リンゴの甘みは

生きてないと感じません

続けているとそれなりに成れます

それなりより上に立つ方法

それはやはり続ける事でしょう

続ける事はもはや才能です

一年で30000人が自分で自分を殺す

戦場で 僕が生きて来れたのは

あなたと あなたのお陰様と

気付けなかった僕は 目明きの目眩

僕がギター背負って

君が娘を背負って

街から街に行くから

付いておいでね

そんな 苦しい愉しい日々を

ゆっくり急いで進もう

  • 作詞

    junnos

  • 作曲

    junnos

十月十日のジャケット写真

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junnosの2ndアルバム。
旅の人、生命賛歌で全国的に知名度を上げる。

アーティスト情報

WATATSUMI RECORDS

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