歌詞

1/1000だけ残る 素敵な世界で

永久に生きそうな

でかい口とでかい目と髭 持ってる

気がついたら

1m20cmの蛋白質に成ってた

幾つかの赤い色を

身体に滲ませた時 思ったんだ

さっき食べたのに

また 食べたいって

食欲が鱗を ギラっと光らせた

流木の影から

ジッと水面を観るとき

一匹の象虫が

東からこっちに歩いて来た

葉の音が幹を伝わって

水に溶けるまで約2秒

あんたのツンとする香りは

僕のヒゲが感知してる

ってか

あんたの香りは

この河の住人は皆知ってる

水に溶けた匂いを皆が知ってて

あんたを狙ってるんだって!

行こうなんて思わなくていいから

ゲッチュー アロワナ

聴こうなんて思わなくていいから

ゲッチュー アロワナ

見ようなんて

思わなくていいんだから

ゲッチュー アロワナ

知ろうなんて思わなくていいから

ゲッチュー アロワナ

三日後に 大きくて毛むくじゃらの

真っ黒な蜘蛛が

自分の愛 って云う白い糸を使って

巣を造ってた

ゴミに紛れ 搦め捕られた蜻蛉は

昨日死んでたぜ

その複眼で観た

最期の景色は 溶けてくサイケ模様

溶解液を入れられて

身体が動かなくなってくる

気持ちいい。。。

痺れて気持ちいい時に

食べられるんだ

もう何の感覚もない

僕は蜘蛛の細胞になる

蛋白質は再合成され

蜘蛛のどこかになるのだろうか?

蜻蛉入りの蜘蛛の

八つある目の三番目

赤い色素チラッと映り

魚影は終に水面で踊る

行こうなんて思わなくていいから

ゲッチュー アロワナ

聴こうなんて思わなくていいから

ゲッチュー アロワナ

観ようなんて

思わなくていいんだから

ゲッチュー アロワナ

知ろうなんて思わなくていいから

ゲッチュー アロワナ