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歌詞

Yellow

Tied Knots

酩酊して徒労に未抵抗

平然と消える 今日の意味さえ

身を呈して通り過ぎていこう

迷走と喧騒の日々でさえ

喧騒の日々でさえ

わなないて忠告 過剰摂取

強打する尾骶骨

脳座礁が襲う夜半

新宿の群衆かわせない

鈍る感 皆どこに

意思に反し腹は減り

セブンイレブンの弁当買う

微妙なスタンスを庇うが

割に合わない

高い塀はどけたはず

檻はなお堅牢

悔いる身の振りよう

終いに忘れる

大失態の意味さえ

閉まるATM

睨みつける空のサイフ

開かぬATM

ただ前へ

歩を前へ

苦渋の判断であるがゆえに

歩を前へ

苦渋の判断

檻はなお堅牢

悔いる身の振りよう

終いに忘れる

大失態の意味さえ

無効にしてしまう

無効にしてしまう

無いものにしてしまう

嘘にしてしまうその前に

不意に洩らす疲労を牽制して

連日抵抗

定位置に這い上がり

吐き捨てる

言い分一切

酩酊して徒労に未抵抗

平然と消える今日の意味さえ

身を呈して通り過ぎていこう

迷走と喧騒の日々でさえ

酩酊して徒労に未抵抗

平然と消える今日の意味さえ

身を呈して通り過ぎていこう

迷走と喧騒の日々でさえ

  • 作詞

    Tied Knots

  • 作曲

    Tied Knots

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YELLOW

Tied Knots

本作「YELLOW」は、東京を中心に活動するジャパニーズ・エモーティブ・ポストハードコアバンド、TIED KNOTSのセカンドEP。2015年リリースの1stアルバム「the end of the rainbow」から8年ぶりの単独音源となり、未発表曲4曲が収録されている。フィジカル音源のリリースに先駆けての配信となり、歌詞も全曲公開している。

長らく国内パンク、ハードコアシーンで活動してきたメンバー個々のバックグラウンドに裏打ちされたエモーショナルなサウンドは、叙情性の根底にある荒々しい熱情の揺らぎを露呈し、聴き手を選ばず胸に迫る。特筆すべきなのはサウンドと完全に溶け合った日本語によるリリックであり、発音・音節の捉え方を英語に近づけることで、唯一無二の世界観を作り上げている。ポストハードコアやいわゆるエモ、グランジといったかつて国内外のハードコアの先人たちが歩んできた進化と変化の道程をなぞりながらも、見事にその独自性を獲得している。自己の中に渦巻く葛藤や現代社会への皮肉と警告とも読み取れる歌詞の内容にも注目したい。

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アーティスト情報

TIED KNOTS RECORDS

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