A soundtrack for usのジャケット写真

歌詞

影法師の街

村亀

アスファルトに溶けた 最終電車の残像

イヤホンから漏れる 規則的なノイズ

僕だけが取り残された

チープな夢と 渇いた喉で

ビルが空を切り裂く

この街はいつだって 無機質な顔で笑う

ああ 曖昧な輪郭を辿って

心臓の奥 掻き乱す正体

誰も知らない 誰も気付かないまま

僕は今日も 影法師の街で 踊る 踊る

見えない線を 踏み越えていくのさ

午前二時のコンビニ 蛍光灯の下で

読みかけの本と 期限切れのコーヒー

現実味のない 未来の設計図を

ポケットの隅 握りしめてる

ノイズが世界を覆い

君の声だけが 遠くで響いた

ああ 曖昧な輪郭を辿って

心臓の奥 掻き乱す正体

誰も知らない 誰も気付かないまま

僕は今日も 影法師の街で 踊る 踊る

見えない線を 踏み越えていくのさ

消えたいほどの焦燥と

満たされない空白のメロディ

繰り返す 日常のループから

抜け出す鍵は どこにもない

それでも 僅かに残る 熱を

確かめるように ただ 呼吸をする

ノイズ... ノイズ

影法師

遠く... 遠く

踊る

  • 作詞者

    村亀

  • 作曲者

    村亀

  • プロデューサー

    村亀

  • プログラミング

    村亀

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