歌詞

駅から出て広すぎる空を

なんとなく眺めて家路に就く毎日

遮るものなど何もないから

飛び出していけそうな

予感だけが膨らんでいたんだ

坂を登りいつもの街並み

色褪せた標識

コンビニの空白地帯

3本目の路地を左折して

青い車が見えて

ポケットの鍵に手を伸ばしたんだ

夕方の寂しげな空気が好き

夢も義務も愛も

溢れてる全ての呼吸が静まりだすようで

誰もが生きる意味を欲しがっては

変えたい今を揺らぎながらも

また歩いていくのだろう

真っ直ぐな線を描き伸びる木は

か細い幹で空目指すだろう

まだ頼りなくとも突き刺すように

誰もが生きる意味を欲しがっては

変えたい今を揺らぎながらも

ただ歩いていくのだろう

歪な線を描き伸びる木は

不器用なまま空目指すだろう

ただ力強く　力強く