

だってさっきまでの
夢が怖すぎてさ
だってなんかリアル
起きたら泣いてたよ
君が君が
どこにもいなくなった世界で
一人ぼっち夜道を
歩く夢
今日は快晴だね
散歩に出かけよう
君はまた パン屋前の道で
振り返って笑う
夏が来た 僕ら
嵐の後の凪いだ街で
確かめ合うように
手を繋いだ
千年先のこと
僕らは何もわかっちゃいないけど
この手の温もりが愛しくて
握りしめる
不器用な僕らじゃ
来世に期待できないよね
なんてさ笑える今がいい
夕闇に響く 祭囃子の音
君はまた アイスを片手に
口笛を吹いている
夏の幻のように
君と僕の影は揺らいで
思い出と未来の
狭間を行く
永遠なんてもの
どこにもないとわかっちゃいるけれど
失う怖さもね 消えなくて
君を見てる
不器用な僕らじゃ
輪廻は期待できないよね
なんてさ笑える今がいい
忘れないように絵を描くよ
ありふれた夏の一日を
この今が夢なら
もう目覚めたくないよ
離さないよ
千年先のこと
僕らは何もわかっちゃいないけど
この手の温もりが愛しくて
手繰り寄せる
不器用な僕らじゃ
来世に期待できないよね
なんてさ笑える今がいい
(夏が来た 青空に抱かれ
ここは夢の中)
さあ行こうか
好きだよ そばにいるよ
なんで涙 とまらないの
こんなに幸せな今日なのに
- 作詞者
河邉徹
- 作曲者
tomoya
- ミキシングエンジニア
tomoya
- マスタリングエンジニア
tomoya
- ギター
tomoya
- ベースギター
たく
- ドラム
河邉徹
- ボーカル
yukina

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ShoyuSound × 河邉徹 1st EP「水彩と物語 前編」
“絵描きの青年”と“小説家の彼女”の記憶をたどる、切なくも美しい物語。
一編の小説のように構成された楽曲たちは、時間をさかのぼるようにふたりの記憶をたどり、それぞれの想いが交差する瞬間へと聴き手を導いていく──。
小説家・河邉徹の世界観と、ShoyuSoundの情感豊かなサウンドが紡ぐ、記念すべき1st EP。
アーティスト情報
ShoyuSound
“情景の浮かぶ音楽”をテーマに、物語性のあるサウンドを届けるユニット。 2025年より小説家・河邉徹(ex.WEAVER)とのコラボレーションを開始。第一弾楽曲「水彩と物語」配信中。
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