

ワンルームの隅で
止まった時計を見てた
あれからどれくらい経ったのだろう
「無理だよ」って笑った声に
返せなかった言葉を
まだ胸にしまってる
でもね、誰にもまだ見せていない
心の奥の小さな火種 消せなかったのは
意地じゃなくて、
たぶん希望だったから
何度も諦めかけて
何度も忘れたふりして
それでもまだ 胸の底で
くすぶってた願いがある
遅すぎるなんて誰が決めた?
この声で この手で
灯してみたいんだ
電車に揺られて
流れる景色を見てた
オレンジ色に染まるあの空は
一日の終わりに胸を
撫で下ろす私を優しく
包んでくれるんだ
泣かないことだけが強さじゃない
泣いて、それでも歩んだ日々が
ちゃんと 今をつくっている
そんな気がするんだ
ダレカに認められたくて
ナニカに追われ続けて
でも ほんとは
ダレでもなく
自分に認められたかったんだ
遅すぎるなんて 誰が決めた?
この声で この手で
灯してみたいんだ
あの日の傷が
今も疼くけど それも私の
一部なんだって 少しずつでもいい
不器用でもいい この声が
誰かを照らす光に変われ
もう一度、歌ってみる
怖くても、震えてても
この声が
あの日の私に
触れるように 届くように
誰かに否定された物語じゃなく
自分で選んだ明日を
生きていくんだ
- 作詞者
秋乃七穂
- 作曲者
秋乃七穂, OTTO
- プロデューサー
OTTO
- ボーカル
秋乃七穂
- バックグラウンドボーカル
秋乃七穂

秋乃七穂 の“火種”を
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火種
秋乃七穂
誰にも言えなかった悔しさや、何度も諦めかけた気持ち。
それでも心の奥でずっと灯っていた「小さな火種」。
この曲は、“自分をもう一度信じてみたい”と願うすべての人へ贈る、再生のうた。
どこかで道を外れた気がしても、遅すぎたなんて誰が決めた?
傷つきながら、それでも前を向こうとするすべての人の胸に、
そっと火を灯すような1曲。
アーティスト情報
秋乃七穂
秋乃七穂 、新曲「星の街」4/29リリース! 新たな名前とともに、新たな音楽の旅へ——。 かつて 「七穂」 として活動していた秋乃七穂が、名前を新たにし再始動。 その第一歩となるシングル「星の街」は、飛行機から見た夜の街が星のように流れていく光景から生まれた一曲。ふるさとを離れ、東京で夢を追う決意を描いた、切なくも希望に満ちた楽曲となっている。 幻想的なサウンドと秋乃七穂の繊細なボーカルが溶け合い、まるで夜空を漂うような浮遊感を生み出している。 新たな音楽の幕開けを、ぜひ聴いてほしい。
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