ずいぶん長いこと眠っていたみたいだ
熱もないようだし穏やかな気持ちだ
隣を見ると君がいて驚いた
何十年ぶりだろうか
変わっていないね
誰もいない映画館に
僕らは二人腰掛けている
音のないスクリーンには
あの日の僕らが映し出されてる
初めて君を見つけた街
どさくさに紛れ手を繋いだ駅
一日中抱きしめてた狭いアパート
君が笑っている
君が旅立ってからずっと寂しかった
生きていくことが本当は苦しかった
ごめんねと君は笑い
僕の手をそっと握った
色のないスクリーンには
僕らの日々が流れ続けている
桜散る雨 濡れた遊歩道
夏の日の午後 コンビニまでの道
秋風吹く金木犀の夜も
君と歩いた日々を覚えている
誰もいない映画館に
僕らは二人腰掛けている
何も映らないスクリーンから
深い暗闇が伸びて続いていく
生まれ変われって風になれるなら
もう一度君をそっと抱きしめたい
無くしたものだけが永遠だから
きっと大丈夫と
君が笑っている
誰もいない映画館に
僕は一人で腰掛けている
長い長い旅の終わり
僕は静かに目を閉じた
- Lyricist
Syun Koseki
- Composer
Syun Koseki
- Producer
Syun Koseki
- Guitar
Syun Koseki
- Vocals
Syun Koseki
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Screen
Syun Koseki
Artist Profile
Syun Koseki
A singer-songwriter from Miyagi Prefecture. Influenced by Showa-era folk songs, his songs are constructed with a unique worldview, and his nostalgic singing voice gives a feeling of both "nostalgia" and "newness." He has performed on the streets more than 1,000 times.
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