Lyric

いつかの時代で　知らない何処かの地で

流れ落つ　刻の砂の中

軋んだ針の音が　刻む歴史の円環

君の声　淡い日に霞んだ

繰り返す遠い夢　どれほど永くいたのか

偽りの楽園から発とう　彼の地へ

遠かりし定め　光りの一片連れて

氷の矢にこの翅を　引き裂かれ堕ちゆく

吹荒れる風音　真黒き嵐を越えて

果てに明日が無くとも　共に行けるならば

淀んだ日は開けて　流る雲映す水

刻の砂　彼方に煌めく

希望と絶望が　織り成す地を駆け出す

心の中　君の姿を見た

震えてる手に握る　怖れを手放して

誘う風の旋律は　霧を振り払う

絶え間なく注ぐ　朱の明り背にして

もう何も囚われない　彩られた世界

刻の最先へ　生きる意味を探して

終わらぬ地平の果てを　君と紡ぐ軌跡

穿たれたこの翅は　羽ばたかないけど

この息吹満ちる世界を　歩んでゆく

絶え間なく注ぐ　朱の明り背にして

もう何も囚われない　彩られた世界

刻の最先へ　生きる意味を探して

終わらぬ地平の果てを　君と紡ぐ軌跡