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歌詞

詩人に梔子

イランド屋

恐ろしい夢も凍える朝も

記しておく程の風情が無い

ありふれた物だなんて勝手に値を打った

胸中 庭園 心臓の裏側に適当な実をつけた花は

名前さえ知らせずに枯れていく

遠い目眩をひとつ残して

詩は遠く声を連れて

預けた想いさえ道連れ

翳る洞を抜けたなら 袖解く風になれ

尚、先まで

海を割いて声よ届け

鮮やかな鱗の沈んでいく先を 私は探すだろう

酷く曖昧な鳥の行方を あなたは探すだろうか

現世を廻す静かな河になりたい

空を溶く水の青

遊覧の果てに変わらず清く在りたい

飽きる事 覚えずに

線連色の悔恨めいたそれに解き終えた名をつけた

その為拵えた命を惜しみなく

夢路を前に使い果たして

詩は遠く声を連れて

預けた想いさえ道連れ

翳る洞を抜けたなら 袖解く風になれ

尚、先まで

海を割いて声よ届け

溢れ出でた声よ届け

裂ける胸の痛みさえ 須く花と咲け

声よ届け

灯火揺らして誘え

尚、先まで声よ届け

  • 作詞

    Ryu Arai

  • 作曲

    Ryu Arai

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