

雨ににじんだ ネオンの文字が
俺の背中を 笑ってる
惚れちゃいけない 女ほど
なぜか優しく してくるんだ
運の悪さも 俺の癖
今夜で少し 下ろすだけ
女難返情 盃ひとつ
過去も未練も 沈めて飲むさ
恨み言より ため息で
男は幕を 引けばいい
女難返情 静かな夜に
俺は俺を 送り出す
信じるたびに 遠ざかる
背中ばかりを 数えてた
幸せなんて 柄じゃない
そんな言い訳 覚えたよ
強がるほどに 弱くなる
それも今夜で 置いていく
女難返情 雨音だけが
肩に優しく 落ちてくる
誰が悪いと 決めるほど
俺も綺麗じゃ なかったな
女難返情 静かな酒場
過去と握手を して帰る
女を恨むほど 惚れていた
それが一番 みっともない
だから情ごと 返すんだ
名前も呼ばず 振り向かず
女難返情 これで終わり
俺の運命 俺が決める
泣かずに帰る 夜くらい
一度くらいは あっていい
女難返情 ありがとう
少しだけ 強くなれた
- Lyricist
TADAO CHAN
- Composer
TADAO CHAN
- Producer
TADAO CHAN
- Synthesizer
TADAO CHAN

Listen to jonanhenjou by TADAO CHAN
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情を抱えたまま生きてきた男の、静かな決別。
「未練返情」「愛返上情」「女難返情」——
三つの物語は、恋と人生に揺れ続けた心の記録。
恨みでもなく、逃避でもない。
それは、過去を抱きしめたまま前へ進むための選択。
低く響く歌声と、哀愁漂う演歌サウンドが描く、
大人のための情念三部作。
『愛返上』
——それでも人は、愛を知っているから歌う。



