野良猫のジャケット写真

「野良猫」

飛んで果てて逝く冬の虫

靴裏にへばりついた痕跡を

削り取ろうと躍起になっている

心もとない文字の先を読んで

指先は止まったまま

そういえば、誰かに何かを言われた

記憶は不確かになって消えていく

ただ、気持ちだけが残っている

淡々と空を越えていく渡り鳥

眺めているうちに夜になる

暗く、沈んだ小径に落ちた枝

パキッと折れて砕けて

アスファルトの上で彷徨っている

今日もサラサラと音を立てている

ビルの屋上で独り鳴く烏

袖口に染みついた残り香を

追いかけて振り回されたまま

目線の先には知らない風景

足先は迷ったまま

そういえば、願ったこともなかった

流れ星の最期の瞬きが消えていく

ただ、瞼にその軌跡が残るだけ

粛々と明ける朝に立ち上る光

誰も居ない公園に集まる

明るく、弾んだ遠い遠い声

触れる前に翻す

滑り台の上で彷徨っている

今日もパラパラと崩れ落ちている

崖から見上げた空

転げ落ちて眺めた空

どうして同じじゃないんだろう

さようならと言えば終わるかな

またあしたと言えば楽になるかな

何も言わなければ続いていくのかな

足元をすり抜けていった野良猫に

こんにちわ。と言われた気がした

  • 作詞者

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • 作曲者

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • プロデューサー

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

  • プログラミング

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

野良猫のジャケット写真

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    野良猫

    福 水琴 - Fuku Mikoto -

「野良猫」
ミニマルな編成とローファイな質感で描く、
アンビエント寄りのオルタナティブ・インディーポップ。
私が書いた歌詞は、
消えかけた記憶や残った感情、
居場所の定まらなさを静かな情景として並べている。
囁くような声と余白が、
穏やかな孤独をやさしく包み込む。

作詞・作曲:福 水琴(Suno AI使用)

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