春の風にのせてのジャケット写真

歌詞

ひとつだけ

Asumi, kajii

人の明かりはひとつもない 森の川辺に僕らはいる

曇って星は見えず あえない七夕の夜

笹の間を風が抜ける 声を潜めて僕らは待つ

変わらず雲が覆い あえない七夕の夜

足りないのは心の底から願うことかな

どうかお願い もう二度とないかもしれない

どうか見せてあげてほしい 広がる銀河を

ほんの一時目を閉じると ゆらり現れた蛍が舞う

瞬きの度に次々と数を増やして

川の上を飛び交う星が目の前を銀河に変えていく

静かに流れる命の川が息をするように光る

記憶は蛍火のように 糸を引いて消え行くから

消えぬように 果てぬように 何度も何度でも煌めいて

言いたいことを言えないままでここまで来たけれど

今なら分かる 足りないことは「言葉にする」こと

どうかお願い もうどこへも行かないでほしい

どうか想いを渡してほしい 銀河が消える前に

  • 作詞

  • 作曲

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シンガーソングライターAsumiと、日用品演奏ユニットkajiiによるコラボアルバムです。

アーティスト情報

  • Asumi

    愛知県出身シンガーソングライター。 2008年 名古屋ZIP-FM にて初めて作詞・作曲した「手紙」がグランプリを受賞。 演劇劇中歌を歌ったり、TVCMを作詞・作曲・歌唱することもあります。 現在では1年間の養蜂経験を通じて、ミツバチや自然の大切さを歌う楽曲も製作。 2018年公開映画「みつばちと地球とわたし」の主題歌にオリジナル曲 “ あお ” が選ばれる。 また2019年2月よしもとばなな原作映画「デッドエンドの思い出」のエンディング曲を歌っている。 最近では神社での奉納演奏を頼まれることも多く、島根県・出雲大社、奈良県・等彌神社(とみじんじゃ)、広島県・とうかさん圓隆寺(えんりゅうじ)など、全国ご縁のある場所で活動中。

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  • kajii

    クマーマと創(そう)のユニット。 「音楽と楽器をもっと身近に」という願いから、 130種類以上の日用品楽器を創り出し音楽を奏でる。 名古屋を拠点に全国各地でコンサート、ワークショップ、特別授業を行っている。 茶碗、どんぶり、湯呑みなどを並べたオリジナル楽器「食琴(dishphone)」をメインに、 タライ、空き缶、ペットボトル、お菓子の空き箱などから飛び出す音楽が絶賛され、 40を超えるテレビ番組に出演。 ちなみにメンバーの二人とも、パパである。

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