

何をやってても退屈なんだ
満たされないんだ
どこにいてもどこか行きたいんだ
ここなんだけど場所じゃないんだ
怪獣が街を壊してくれないかな
全部山にならないかな
スーパーヒーローはいないから
荷物は常に少なくしておくんだ。逃げるから。
旅をするってあいつ。見てくるって
探しに行くって言ってた
旅から帰ってあいつ
退屈だったって言ってた
でもその顔がとてもいい顔だった
壮大だって本当に。上から射す光が良いんだって
カミサマもいるって、見てるって。
それならどうして、どうして?
奪いあうの?
許せなくなっても本当は、血を分けたように僕らがあって。
退屈な旅を終えて。
お互い歳行ってたとして、また会えるかい?
時間を巻き戻せたらやりたい事はあるかい?
僕はあんまり興味がないから
退屈な日々と何にもしない午前中を
ふらふら進んでくよ
会いたい時は立ち漕ぎで
坂道くだっておいでよ。
月がいちばん明るくなる夜に
降りきったとこのちょうどぶつかった堤防の下の見つからないような
とこにいると思うよ。
たいくつなさかな
- 作詞者
猫楠 透
- 作曲者
猫楠 透

猫楠 透 の“退屈な魚”を
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