朝影のジャケット写真

歌詞

朝影

Coe

淡い水面に花ひとつ

冷めきったほろ苦い珈琲

散らかった落書きはそのままで

もう日が昇っている

白いカーテン、麻模様

枯れ落ちた花も愛も全部

昨日の僕を置き去りにして

朝影に照らされてる

もう疲れたんだ

思い出したくもないんだよ

この傷の深さが君と

過ごした時間の長さだ

僕の心臓を抉っている

ただ僕を待つ君の顔が残ってる

愛し方さえ分からないまま

「さよなら」って言葉で

終わるのが怖いから

何も言わないで

ずっと夜を待っていた

青い景色に風ひとつ

君と見た高架橋の夕暮れ

春町、桜はいつの間にか

蒼くなってた

「終わりが分かってたんなら

期待ばっかさせんなよ!」

喉の奥には吐き出したい

気持ちばかりだけれど

拙い言葉ぐらいが

僕には丁度いいからさ

もういいよ、

もういいんだ

ただ君を待つ僕の眼に溜まってる

小さな水海だって愛した証だ

「さよなら」って言葉が

今も刺さっているから

声をあげてほら、

歌うのさ

ただ僕を待つ君の顔も声も

匂いも癖ももう

忘れていくんだろうけど

「また明日」って言葉は

二度と言うことはないから

何も言わないで

ずっと朝を待っていた

朝影が僕を照らしていた

  • 作詞

    Coe

  • 作曲

    Coe

朝影のジャケット写真

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    朝影

    Coe

男女の別れを描いた楽曲。
切ないストーリーと歌詞だが、メロディーはシンプル且つポップに仕上げた。

アーティスト情報

  • Coe

    性別以外の情報が全て不詳の覆面シンガーソングライター。「聴く人の記憶に残り続ける声(=Coe)を届けたい」という想いから生まれた。 2022年2月1日、自身初となる1st Single「朝影」をリリースし本格的な活動をスタート。透明感のある歌声でRockを始め、JazzやCity popなど"ジャンルに囚われない音楽"を目指している。

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