輝いては消える
あの夜空の星のように
僕を鳥籠に閉じ込めては
過ぎてゆく日々よ
何度も超えてきた
孤独の夜と葛藤の中で
重なった光が
宙に浮いてはバラバラになって
僅かな期待が
夢を通して過去を映し出す
灰色の静けさが
無気力を加速させていった
ゆっくりと止まってゆく時間の中で
眠りゆく夕暮れを眺めては
光を失った世界で
動き出す鼓動をただ待っていた
駆け抜けた感情も掴んだ手も
もうここには無い
去りゆく晴天と影が
希望を連れ去っていった
痛みと弱さを隠して
溺れて何も残せずに
暗闇の中で
涙を抱いて叫び続けた
闇を眺める瞳に
星屑が降る、涙のように
頬を撫でる度に溢れ出す
憧憬の思いよ
儚き願いを込めて夜空を貫け
鏡に映る表情は
未だあの時のままで
淡く残る願いが
未だ輪郭をなぞっている
月明かりの下で
変わらぬ何かを望んでも
霧がかる視界に
明日は見えなくなって
焦燥と恐怖に
押し潰されそうな僕の
この心を、悲しみを
誰かに気づいて欲しかった
立ち止まったままの日々を、
何度も超えてきた
落日に消えた光と無意味な感情を
解き放って
闇を眺める瞳に
星屑が降る、涙のように
頬を撫でる度に溢れ出す
憧憬の思いよ
儚き願いを込めて夜空を貫け
虚像の鳥籠を壊して
欲望の中で見失った自分を
孤独を超えて手に入れた景色を
空を泳ぐ雲は急ぎ
取り残されて忘れられる
僕は何者か
理想はどこにあるのか
届くことのなかった
こぼれ落ちそうな言葉は
色彩を帯びて、きっと
暗闇を染めてゆくだろう
闇を眺める瞳に星屑が降る
涙のように
頬を撫でる度に溢れ出す
憧憬の思いよ
沢山を失って
沢山を犠牲にしてきた
この傷も、あの罪も
全てを愛し進んでゆく
光は見えなくても
喪失を恐れても
新しい夜明けは
きっとすぐそこに
- 作詞
Lyu Toida
- 作曲
Yuji Sekikawa, Tinydog
Laika の“Starcage (feat. tinydog)”を
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