歌詞

鈍色空と瞳は同じ天気模様

屋上　いつもの溜まり場

雨降り音だけが　静かに

君はそっと瞳隠して

笑顔で「大丈夫」って

手を振って去った

ずっと

街を行く人がみんな

強く見えて羨ましかった

掛け違って最後に残ったボタンを

許せたらいいのに

待った　雨止みのとき

待った　扉の音を

待った　差し伸べる手を

一人じゃ広すぎたよ

たった数行の言葉を書き、

消し、何度も

睨めっこ続き　時計は回ってく

画面を落として

時が経って心濁って

ふとした時よぎって胸を縛った

フラッシュバック

僕が泣いたあの日のこと

きっと君もどこかで泣いていた

会いたくなった

今日が過去になる前に

鈍色の空の下で

泣いて泣いて分かち合えたら

掛け違って間違えてきたボタンを

一つずつ解いていくんだ

ねぇ、あの日の夢を

ねぇ、もう一度見よう

ねぇ、今度は君の瞳を見て伝うよ

止みそうにもないけど

隣にいてもいいかな

穴空き傘抱えて君のもとへ走るよ