歌詞

ねぇ、もう一度だけ恋をして

「愛してる」それだけでわたし

どうにだって頑張れる気がするわ

もう一度だけそばにいて

きらきらと輝く夜につれだして

はやく

まぼろしみたいで

もう会えないんだ

どんなに近づいても手もふれないよ

一度きりの人生だから

縋りつくのちゃんと

どんなに近づいても手も消えていく

一度きりと言わないでいて

傷をつけた毎夜

夏の陽炎、あの佈気楼

月明かりが照らすよ

惑わされないで

ふらっと帰ってきていいよ

ねぇ、もう一度だけ聞かせてほしい

「ただいま」とそれだけでわたし

何にだって打ち勝てる気がするわ

もう一度だけそばにいて

きらきらと輝く夜につれだして

はやく

未来の答えは

もう決まっているんだ

かすかに届く歌声を聞いてくれ

ビートの狭間に鳴り響く

思い出せるように

かすかに届く歌声は聞こえるか

一度きりの奇跡なんだよ

思い出してちゃんと

幻影みたいな嘘で

ほら幻想的な想いが

あるはずもないものを映しだす

鏡にはうつらないけど

どうしたら

心にひとつの拠りどころを見つけ

幻でも許せるからさ

重ねた手と手を握る

どんなに近づいても手もふれないよ

一度きりの人生だから

縋りつくのちゃんと

夏の陽炎、あの佈気楼

月明かりが照らすよ

惑わされないで

ふらっと帰ってきていいよ