相違/現在地のジャケット写真

歌詞

GPS (feat. 谷王 a.k.a 大谷能生 & ermhoi)

秋元 修

ここがどこなのかどうでもいいことさ なんて

鼻歌を友にして 家に帰る夜を歩く

音もない闇に響く砂利を踏みしめる足音

思い出す子供の頃 夏の墓地の肝試し

オバケなんてないさ そんな歌を一人繰り返し

迷い込んだ森の中 果てしない海の上

一人起きたままの深夜 始発を待つターミナル

次に続く道はいつも歌とともにここにある

誰も知らない曲の再生はいつも脳内

使わないケータイ プレイリスト 無限大

星の巡りに逆らい データをすべて水に捨てて

いま俺はここにいる 君はどこにいる?

いまいるここが俺の現在地

雪にきざんでくあたらしい轍

地図に置かれた音と言葉たち

衛星に手を伸ばしここでハイタッチ

いまいるここが俺の現在地

スタイル決めずつないでく

千載一遇の出会いで like a 金田一

もつれたビートの謎をほどいてく

いまいるここが俺の現在地

8マイル離れた街への旅立ち

キックとスネアとハムのサンドイッチ

別れ際にちいさく Son of a tch

私を探して Google MAPで

鬼さん、こちらにおいで

騒ぎ奉るクラブにサイレン

Wi-Fiの無い所へ連れてって

降り注ぐ愛に耳を傾けるとしばし立ち止まる

想像した通り また深く潜り紙を裂く

毎日毎日繰り返す 枯れまい枯れまいと

また愛に散る愛に散る 迷路に舞い戻る

止まらない止まれないとまがい物と曲がり続ける

全方位に進んでいく図形に目を凝らしてみる

いっそ囚われたままが楽なのだと

停止して思考する この間にも音が鳴りつづける

一体ここはどこなのか

そこかしこに溢れる言葉 泥にまみれてる

一体ここはどこなのか

そこかしこに溢れる言葉

小さい頃から知っている 手を引かれて歩く

わたし

視界がぼやけてる

小さい頃から知っている 手を引かれて歩く

わたしを探して Google MAPで

お兄さん、こちらにおいで

騒ぎ奉るブログやサイレン

Wi-Fiの無い方へ連れてって

私を探して Google MAPで

鬼さん、こちらにおいで

騒ぎ奉るクラブにサイレン

Wi-Fiの無い所で

私を探して Google MAPで

鬼さん、こちらにおいで

騒ぎ奉るクラブにサイレン

Wi-Fiの無い所へ連れてって

  • 作詞

    秋元 修, 小池直也, 大谷能生

  • 作曲

    秋元 修, 小池直也

  • プロデューサー

    秋元 修

  • ドラム

    秋元 修

相違/現在地のジャケット写真

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  • 1

    鬼ごっこ (feat. 谷王 a.k.a 大谷能生)

    秋元 修

  • 2

    中光度赤色航空障害灯

    秋元 修

  • 3

    take me somewhere nice

    秋元 修

  • 4

    行雨

    秋元 修

  • 5

    Loran-C

    秋元 修

  • ⚫︎

    GPS (feat. 谷王 a.k.a 大谷能生 & ermhoi)

    秋元 修

菊地成孔主催「DC/PRG」に加入したドラマー/平成の怪奇才、秋元修の1st-EP。 後に「Klehe」のメンバーとなる、堀京太郎(Tp),福田雄也(Gt)を主軸に大谷能生を迎えた処女作は、菊地をして「本当にリズムを聴いているドラマーは、結局アンビエントまで行くと思う。単なる逆張りや悟りの類ではなく、アンビエントの中にこそ無限個のリズムが存在し、発生するので、これは一種の自明だ。しかし、その事を実作、しかも自分のリーダー作で表現できるドラマーは、取り敢えず現状では秋元修しかいないと思う。とても趣味が良い」と言わしめた。  大谷能生書き下ろし/朗読にドラムを載せた「鬼ごっこ feat.谷王 a.k.a 大谷能生」や、自身が敬愛するMogwaiを3人で昇華させた「take me somewhere nice」、音楽家/記者である小池直也作曲の「GPS feat.谷王 a.k.a 大谷能生,ermhoi」では、4拍子上に7拍子を載せるポリリズム等、今作は本人が多大なる影響を受けたECMの空気に自分のスタイルを掛け合わせた作品である。

アーティスト情報

  • 秋元 修

    札幌市南区出身。2014年洗足学園音楽大学ジャズコース首席卒業。Wacken Open Air 2013 にMysterious priestessとして、Montreux Jazz Festival Japan 2017に菊地成孔プロジェクトとして出演。2020年、単身渡氷。2024年、THE FIRST TAKE 草木/長谷川白紙に参加。 菊地成孔, DC/PRG, ラディカルな意志のスタイルズ, スガダイロー/New little one, Mysterious priestess, Klehe, 36平均律Lofi-Hiphop, 等。

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    秋元 修の他のリリース
  • 谷王 a.k.a 大谷能生

  • ermhoi

    日本とアイルランド双方にルーツを持ち、ジャンルを縦横無尽に行き交うトラックメイカー/シンガー。 1st Album『Junior Refugee』を2015年にSalvaged Tapesからリリース。その活動は映画やTVCMへの楽曲提供とリミックスのみならず、ボーカルやシンセ、コーラスとしてのサポートなど多岐に渡る。 過去には石若駿(Answer to Remember、CRCK/LCKS、SMTK)や常田大希(King Gnu)、江崎文武(WONK)ら同世代と共作するだけでなく、石橋英子やJim O’Rouke、Phew、Ibeyiといった独自の世界観を持つ音楽家たちとも共演。 さらにMONDO GROSSOや東京塩麹、Sen Morimoto、Maika Loubtéの作品に客演として抜擢されるなど、国内外で活躍するアーティストたちと交流を重ねてきた。 また2018年には小林うてな、julia shortreedと共にblack boboiを結成し、「FUJI ROCK FESTIVAL '19」のレッドマーキーに出演。2019年からは常田大希が率いるMillennium Paradeにも参加している。

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Salvaged Tapes/LIGHT COURT under digital license from Shu Akimoto

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