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2012年リリース3rd mini album。初のセルフ・プロデュースに挑戦をした前作『mudy in squall』を経過し、今作は9mm Parabellum Bulletの滝善充をプロデューサーに迎え制作。彼らはそれまでの素材を一旦放棄し「バンドの解体」をキーワードに滝と二人三脚で作業を再開した。あくまでmudy on the 昨晩らしい、アイデアと勢いに満ちた作品でありながら、コード、展開、音像などは明らかにこれまでと異なり、進化したバンドの姿がはっきりと刻まれている。アルバム最速のアグレッシヴなタイトル・チューン“Zyacalanda”、ダンサブルな中にもリズム・チェンジや転調などの遊びが仕掛けられた“エゴ・ダンス”、メンバーのみで制作されたという、混沌とそこからの解放が同居した名曲“PANIC ATTACK”など、聴きどころ満載だ。中でも、陽性かつストレートな“ダブル・プゥル”は、両者の化学反応なしでは生まれ得なかった一曲だと言えるだろう。
「音楽にはいつでも形が無い。感じ方にも形は無い。それが音楽であり、良いも悪いも無い。アメーバのように変形しながら進化するのがバンドで。いつでも柔軟に。アイデアを忘れずに。音楽はコミュニケーション。mudy on the 昨晩はこれからもそうやって音楽を作って行きたいと思っています」(フルサワヒロカズ)
日本のインストゥルメンタルバンド。