両手を広げても 抱えきれない雲
空に流されてく 僕のいる場所から
緩やかなスピードで
気づいた時にはもう
その形を変えて 遠く小さくなっていた
君を雲に重ね 追いかけて
夢中で走り出したけど
その距離は縮まらない
遥か遠く君の元へ
風に乗せて届くように
空を見上げて飛ばした
歌は溶けて 流れて消えた
明日を無くしても
二人このままずっと
この世界の果てに
共にいけると思っていた
ふいに飛ばされた帽子 追いかけて
同時に笑い出した二人
あの日々を巻き戻したい
風の中で目をつむった
あの思い出の匂いがした
彼方に耳を澄ました
君の声が聞こえた気がした
茜色した夕日が沈む
あの雲はもう見えない
遥か遠く…
もっと遠く 君の元へ
風に乗せて届くように
今日も歌い続けるよ
遥風吹く この空の下
- 作詞
大野瞬
- 作曲
大野瞬
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遥風
大野瞬
アーティスト情報
大野瞬
音楽好きの両親の影響で幼少期から音楽に触れて育つ。 14歳の誕生日にアコースティックギターをプレゼントされ、この頃より曲を作り始める。 様々なジャンルの音楽に触れて行く事で音楽の嗜好も変化していき、その中でもR&BやSOULなどBlack Musicに大きく影響を受け始める。同時にピアノを独学で学び、現在のピアノボーカルのスタイルを確立する。 自信の音楽活動を行いながら、作家やアレンジャー、ナレーターとしても活動。 2019年7月に声帯ポリープの手術を受け、さらなる飛躍のため数ヶ月のリハビリ&トレーニングを経て復帰。 コロナ禍において活動の場をオンラインに切り替えながらも、精力的に楽曲制作に取り組みリリースを続けている。
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