若葉のジャケット写真

歌詞

若葉

WAKABA

2019年7月荒れ果てた心に水を与える

空間が感情に蓋をしてる気がして

胸を張って飛び出す胸を張って飛び出す

2020年あの日から1年

再び原点に戻る複雑な心情

いつも通り言霊に糸を垂らし結んで

人様に届ける思いよ届け

Verse1

書き出しはいつも迷う狭い部屋の隅っこ

窓に向かい吐いた煙網戸抜けて宙を舞う

売れるはずだった今日が来た毎日

アラームが鳴ると同時にsnsを確認

日常は自らの手で作り上げた原点

その周りをぐるぐると志が回る

何枚目か分からなくなったノートを開くと

今まで回っていた志がそこで待ってる

昔ドラゴンボールの悟空に憧れて

かめはめ波の練習を

欠かさずにやっていた事があった

結局は無理だと気付いてやらなくなったけれど

まだ続けてりゃ空くらいは飛べたかもしれない

本当の事を言うともう辞めたい

だけど希望の凹凸にしがみついている訳は

次こそはかめはめ波が打てる気がするから

あの日めげた少年が背中を見ている

やばい曲を素直にやばいと言えなくなり

影響を恐れているせいか聴けなくなった楽曲

悪夢でも無い夢にうなされる毎日

悩みの種から咲いた感情を描写

1人でやってた時の音楽と今を比べて

1+1が3にも0にもなる恐怖

人には相方なんて言ってかっこつけるが

俺らの中じゃ友達と遊ぶ延長

Verse2

自らの言葉で初めてお金を稼いだ日

経験した事ない高揚感に襲われた

初Liveは人生にたった一度しか無く

それ以降は良くも悪くも慣れが生まれる

「フライヤーに写真載る」が1番最初の目標

思いが強いだけにアー写にもこだわる

認められて三流disられ始めたら二流

同業者を嫉妬させてこそ真の一流

向かい風はいつの日にも走る者に吹き荒れる

リリックに出来ないようなら憂鬱は捨てろ

感情の動き出しは否応無しに美しい

おろしたてのブーツみたく床を踏みつける

明日が暗闇で何も見えてこない理由は

今日があまりに光り輝いているから

俺らだけのストーリーロマン消えぬ様に

今もずっと週の始まりは水曜日

物販で声をかけてくれた少年

「ずっと応援し続けるんで影賭さんも頑張ってください」

恥ずかしながらもその言葉に物凄く救われ

あの瞳が今も俺に曲を作らせる

旅の始まりは何も持たないで出発したのに

気付けば現地調達だけでいっぱいになった

そこにはやめた奴の夢の欠片も入ってるから

いつか約束した場所まで俺が持っていく

Verse3

なぁ、マリノ

10年後のステージにちゃんと俺はいるか?

今よりもでかい背中が見えるか?

俺にはお前が後ろで回している皿の音が

「やってやろう」って言っているみたいで

笑えてすらくるよ

俺が死んだ時にこの曲が有名になっても

きっと聴いてくれる人は今と変わらないだろう

書き終わりはいつも迷うでかいステージその上

吐いた言葉耳を通じ貴方に刺され

  • 作詞

    影賭

  • 作曲

    ヒラテマリノ

若葉のジャケット写真

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結成から今年で1年を迎えた「WAKABA」
これまでに3枚のEP、2枚のシングル、ワンマンライブを経てついに1st albumが完成。
タイトルは「若葉」
過去、未来、そして先の見えぬ現状。
現段階でのWAKABAを全てぶつけた文字通りベスト!

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